Essays by Akemi Iwase


Don't cry Mogami



このブルースは山形のコンサートに行く数週間前に書きました。

「Don't cry Mogami」  作詞作曲 岩瀬明美

Don't cry! Don't cry!
アー Mogami
最上流れを 枕で眠る
夢を見てるか 桜マス

木々も騒いで おしどり踊る
泣けばかすむ 月の山
Don't cry ! Don't cry!
アー Mogami

船が揺れれば 大江が見える
橋をくぐれば 紅花見えた

最上泣くななよ 米沢吹雪く
トンネルくぐれば 上杉祭り
Don't cry ! Don't cry !
アー Mogami

最上良い子だ カモシカ走る
山を越えれば 雪景色
Don't cry ! Don't cry!
アー Mogami Mogami!

 去年から3回目の山形のコンサートを終えロッキー山脈クレスンの我が家の帰って来ました。1か月ぶりに見る山々は、すっかり白に変わり、この住民数百人の小さな町は、凍えるような寒さですべてが静止したように感じられます。私は、時々どうしてこのような山奥に住んでいるのかと自分でも不思議に思う事が良くあります。広大な荒野、サンルイスバレーに雄大にそびえ立つクレストン山を初めて見た時に、昔見たヒマラヤ山脈に似ているのに私は、驚いてしまったのです。そして「アー、ここよ!アー、ここなのよ!」とマジナイか何かにかかったかのように初めてクレストンに訪れたその数時間後に、今住んでいる山小屋にデンバーから引っ越す決心をしたのです。

  ここに移り今年で6年が経ちました。そしてこのクレストンの山奥で、私の魂の中から次々と新しい日本の民謡が出て来るのです。なぜなのか私にも不思議なのです。それも海や川の歌が、今回鶴岡のコンサートに行く途中、私は初めて最上川を見ました。このロッキー山脈のど真ん中で、行った事も無い山形県の地図を見ながら書いた最上川や町町を見た時、私は、大変興奮してしたのです。

  想像だけで書いた最上川の自然が同じようにあったのです。11月のなかばに見た最上川は、美しい川の流れと、それを挟む木々にうっすら霧がかかり、私を感傷的にしてくれました。

  私の魂から込み上げて来る日本の民謡,私を優しく包んでくれます。そしてその歌は、いつも私と私の心のふるさとを近くにしてくれるのです。

 







岩瀬明美から皆さんへ

エッセー1 こんなところに日本人が! 

エッセー2浦島太郎とかぐや姫の
おとぎ話

エッセー3 ある日聖者に会った

エッセー 4 「Don't Cry Mogami」


エッセー5 「時は風と流れていく」

 

 


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